2015年4月29日水曜日

【ディスク・ライブラリー#1】マイク・ピロムポン「ドゥアイ・ラック・ヂャーク・ソーク・トゥック」(2013)

【Artist】ไมค์ ภิรมย์พร(マイク・ピロムポン)

【Title】ด้วยรักจากซอกตึก(ドゥアイ・ラック・ヂャーク・ソーク・トゥック)

【Release】4 ธ.ค. 2556(2013年12月4日)




  1. เจ็บเมื่อไหร่ก็โทรมา (ต้นฉบับ เสถียร ทำมือ)
  2. รักคนโทรมาจังเลย (ต้นฉบับ พี สะเดิด)
  3. คนจนป้ายแดง (ต้นฉบับ แสน นากา)
  4. คิดถึง คิดถึง (ต้นฉบับ พี สะเดิด)
  5. คนบ่มียี่ห้อ (ต้นฉบับ พี สะเดิด)
  6. เกลียดความคิดถึง (ต้นฉบับ โกไข่ จุมพล ทองตัน)
  7. กุหลาบปากซอย (ต้นฉบับ แช่ม แช่มรัมย์)
  8. สาวกระโปรงเหี่ยน (ต้นฉบับ พี สะเดิด)
  9. ความคิดถึงกำลังเดินทาง (ต้นฉบับ โกไข่ จุมพล ทองตัน)
  10. จี่หอย (ต้นฉบับ กิ ดาวเพ็ด ศิลปินจากฝั่ง สปป.ลาว แต่เป็นที่รู้จักเมื่อ พี สะเดิด เอามาร้องใหม่)
  11. มนุษย์เงินดาวน์ (ต้นฉบับ แสน นากา)
  12. ขวัญเอย ขวัญมา (ต้นฉบับ แช่ม แช่มรัมย์)
  13. เด็กอู่ (ต้นฉบับ แช่ม แช่มรัมย์)

2015年でデビュー20周年を迎えるマイク・ピロムポン兄貴が2013年にリリースした傑作カヴァーアルバム。

ルークトゥンにはカヴァーアルバムが沢山あるけれど、これだけ充実した内容というのもなかなかありません。

このアルバムのコンセプトはプア・チーウィットの曲をマイク兄貴が歌うというもの。元歌はすべて男声歌手がうたっていたものです。

Tr.1はサティアン・タムムー、Tr.2・4・5・8はピー・サドゥー、Tr.3・11はセーン・ナーガー、Tr.6・9はコーカイ、Tr.7・12・13はチェム・チェムラムがオリジナルです。

また、ピー・サドゥーで有名なTr.10「ヂー・ホーイ」はピーが歌ったヴァージョンが有名ですが、元々はラオスの歌手「ギ・ダーオペット」が歌っていた曲との事。初めて知りました。

それにしても見事な選曲、そしてマイク兄貴の歌です。オリジナルへの愛情を残しつつ、しっかりと兄貴の歌に昇華させているというのが、僕がこのアルバムを絶賛する理由です。

僕はこの手のプア・チーウィットの歌はそんなに詳しくないので、このアルバムで知った曲が沢山あるのですが、この人がこんな良い曲を歌っていたのか!と発見の連続でした。

例えばTr.1の最初にシングルカットされた「ヂェップ・ムアライ・ゴ・トー・マー(辛い時はいつでも電話していい)」はサティアン・タムムーの歌ですからね。あの地味なサティアンがこんな名曲を歌っていたなんて・・・。とは言いすぎかなwww

その他、チェム・チェムラムのTr.12「クワン・ウーイ、クワン・マー」もこのアルバムがキッカケで好きになった曲。カラオケで歌えるように練習中です。

Tr.9「クワーム・キットゥン・ガムラン・ドゥーン・ターン」は先にコーカイのオリジナルを聴いていましたが、マイク兄貴ヴァージョンはオリジナルに負けず劣らず良いですね。カラオケではマイク兄貴ヴァージョンの方が歌いやすいかも。

オリジナルを越えるカヴァーを作るのってなかなか難しいんですけど、これはその高いハードルを越えることが出来た名作だと思います。

ไมค์ ภิรมย์พร(マイク・ピロムポン)/เจ็บเมื่อไหร่ก็โทรมา(ヂェップ・ムアライ・ゴ・トー・マー)



ไมค์ ภิรมย์พร(マイク・ピロムポン)/รักคนโทรมาจังเลย(ラック・コン・トー・マー・ヂャン・ルーイ)


ไมค์ ภิรมย์พร(マイク・ピロムポン)/ความคิดถึงกำลังเดินทาง(クワーム・キットゥン・ガムラン・ドゥーン・ターン)


2015年4月27日月曜日

【コンサート・リポート#21】チンタラー・プーンラープ、ルン・スリヤー@王宮前広場(20150420)

【Artist】จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)、รุ่ง สุริยา(ルン・スリヤー)

【Date】20 เม.ย. 2558(2015年4月20日)

【Place】ท้องสนามหลวง(王宮前広場)





























1週間前にドゥシット動物園へチンタラーを観に行ったとき、チンタラーファンの友人から「20日もチンタラーが王宮前広場に来る」という情報を教えてもらっていたので、またその友人と共にチンタラーを観に行きました。1週間で2回もチンタラーを観られるなんて、かなり珍しいです。

この日、王宮前広場で行われていたのはラッタナコーシン王朝233年目を祝う(ใต้ร่มพระบารมี ๒๓๓ ปี กรุงรัตนโกสินทร์)催しだったようです。

いつも王宮前広場で行われている催しよりは若干規模が小さいものの(この時は全体の半分しか使われていなかった)、ステージが二つも作られていて、ひとつのステージではラムウォンが行われていたりして、なかなか楽しい雰囲気でした。

チンタラーが登場する予定のステージはもちろんメインステージで、この日はルン・スリヤーも歌うとの事でした。

ルークトゥン・コンサートの開始時間は21時の予定でしたので、20時頃到着し、とりあえず腹ごしらえ。20時半ころ友人と合流したところ、友人は17時から会場に来ていたとの事。早すぎでしょ(笑)。でも、場所取りを考えたらそれくらいでなければならなかったのかも。

メインステージではタイ各地から選ばれた美女たちによるコンテストが行われていました。観客たちは自分たちが応援している人が選ばれるよう盛んに応援しています。別に自分の出身地とは関係ないようでしたが。

予定の21時を少し過ぎた頃、まずはルン・スリヤーが登場。なぜか彼とは結構縁があって、行く先々で良く見かけます。そういえば、17日に行ったバンセーン・ビーチにも来ていましたね(自分は観ませんでしたが)。

陽気な性格と絶妙なMCで観客のハートをつかむのは上手いルンです。熱狂的なおばちゃんファンからはキス攻撃を受けていました。

ルンは30分ほど歌った後、いよいよチンタラーの登場です。ルン・ファンと入れ違いにチンタラー・ファンが舞台最前列へと詰め寄ります。

終了後、友人から聞いてなるほどと思ったのですが、この日のチンタラーは機嫌が良かったようです。そういわれてみれば、1週間前のドゥシット動物園の時よりはかなりノリが良かったようでした。写真や動画を確認しても、笑顔のシーンが多いのがその辺を物語っていますね。

そのせいもあって、ドゥシット動物園の時のステージと比べると内容的にはかなり良かったです。あの時は時間が短めということもあったのですが、今回は歌もじっくり聴けたので、熱心なファンの友人も満足していたようです。

友人夫妻はチンタラーと非常に仲が良く、大体どのコンサートでもステージ上からチンタラーに呼びかれられるのですが、この日は呼びかけられるだけでなくご主人は歌わされていましたね(動画でも盛んに呼びかけられているところが確認できます)。

それにしても、こういった国関連のイベントだとステージに近づけないように柵を設けることが多く、かなり観にくいです。特に写真を撮る者にとってはなおさらですね。

◆จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)/ขอใจฉันคืน(コー・ヂャイ・チャン・クーン)


◆จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)/มิสซิสเหี่ยน(ミセス・ヒアン)

2015年4月22日水曜日

【コンサート・リポート#20】チェム・チェムラム、ルークパット・ピムチャノック@バーンセーン・ビーチ(20150417)

【Artist】แช่ม แช่มรัมย์(チェム・チェムラム)、ลูกปัด พิมพ์ชนก(ルークパット・ピムチャノック)

【Date】17 เม.ย. 2558(2015年4月17日)

【Place】หาดบางแสน(バーンセーン・ビーチ)
















タイの年中行事で最大のものといえばソンクラーン。

今年は4月13~15日が休日となり、タイ全土で盛大に水掛が行われていたようですが、実際に水掛を行うのは地域によって時期が若干ずれていまして、バンコクでは13~15日でしたが、パタヤもあるチョンブリーなどでは16、17日でした。

チョンブリーにあるタイ人御用達の海岸バーンセーンも同じ日に水掛が行われていて、その期間にはコンサートもある催しが毎年行われています。

今年もなかなか豪華なメンツで、16日にはバウウィーとビウ・ガラヤーニー、17日はチェム・チェムラム、ニム&ポーAF、ルークパット・ピムチャノック、ルン・スリヤーなどと、自分にとっては全員観ても良いくらいのラインナップでした。

ただ16日は残念ながら仕事で行けなかったので、17日だけでもと思い現地に向かいました。

バーンセーン周辺のソンクラーンは結構派手です。特にビーチ周辺は水を掛け合う車で渋滞するほどの混沌ぶり。濡れずに歩くのはほぼ無理です。

それと、モーターサイやソンテウなどは格好の餌食で、渋滞にはまったりすると容赦なくぶっかけられますので、この時期にバーンセーンに行く時は充分な準備をしていく必要がありますね。

この日、自分はバーンナーからロットゥーに乗り、バーンセーンビーチ近くのノンモン市場で降りて、そこからソンテウで向かいましたが、案の定濡れました(ただ、この時はまだ足元がちょっと濡れるくらいでしたが、帰りはびしょ濡れでした)。

バーンセーンビーチに到着すると周りでは派手に水を掛け合っています。とりあえずステージの場所を確認するため辺りをうろつきます。何人かに聞いてようやくステージ発見。タイムスケジュールを確認し、ひとまずご飯を食べます。

ご飯を食べ終わった直後に待ち合わせていた友人と遭遇。友人はご飯がまだだという事だったので、もう一度食事www(まぁ、20バーツのカオパットでは全然足りないんですけどね)

食べ終わった頃にちょうどお目当てのチェム・チェムラムが登場する時間が近づいたので、ステージ前へ。後から来たのにステージまん前を確保w カメラの設定を調整しながら主役の登場を待ちます。

バックステージではチェム本人とダンサー達がすでにスタンバイしていましたので、友人と軽く挨拶させてもらいました。



チェムが登場する前にはおばあちゃんキャラで最近人気のヤーイ・ウェーウがステージの上でウケを取っていました。

自分がステージ前で写真を試し撮りしていると、それを見つけて写真を撮れ、と。で、撮った写真がこちら。


僕が使っていた望遠レンズを見て「長いのが好き」とも言っていましたwww

ほどなくしてチェム・チェムラムがバンドとダンサーを引き連れて登場。彼らのステージを観るのは2月のノンタブリー以来、何だかんだで2ヶ月ぶりです。

しばらく見ないうちに若干構成が変わっていて、まずはダンサーのみがステージで踊り、それが終わるとチェムが登場し、「マン・ヂャイ・ナ・ワー・ヤン・ソート(มันใจนะว่ายังโสด)」を歌うという感じになっていました。この曲は今まで2,3曲目で歌うことが多かったのですが。

それと、今まで聴いた事が無かった、僕がチェムの曲の中で特にお気に入りの2枚目のアルバムのタイトル曲「パン・ディアオ・ガン(พันธุ์เดียวกัน)」も歌ってくれたのは嬉しかったです。

この日は結構な盛り上がりで、チェムもゴキゲンだったように感じられました。

そういえば、この日チェムは家族を連れて来ていたのですが(大体どのコンサートでも一緒なんですが)、息子のマーティンがやんちゃでwww

チェムのステージ中、僕が用意していた水鉄砲をマーティンが使って、それで写真を撮っている僕を狙い撃ちするという。まさか自分の水鉄砲で被害に遭うとは思いませんでした。

ステージ終了後は会場近くのホテルにあるレストランでチェムと友人とちょっとビールを飲みながらお話。この後、チェムはサムットサーコンのお寺で2発目のステージがあるという事で、足早に去っていきました。

この後、友人の車で送ってもらう事になっていたのですが、それを待つ間にちょこっとだけルークパットのステージを観ることが出来ました。

良い歌手なんですが、何を売りにすれば良いのかというのがプロダクション側も決めかねているような気がします。

この後、ソンテウで待ち合わせ場所まで向かったのですが、渋滞にハマリ、道沿いで水掛をしている人たちの格好の餌食に。しかし、普通の水はまだしも、氷水はやめてほしい。冷やす意味が分からんwww

来年もきっとバーンセーンでは同じ時期にコンサートが行われるでしょうから、その時は万全の準備をして望みたいと思います。

2015年4月19日日曜日

【コンサート・リポート#19】チンタラー・プーンラープ@ドゥシット動物園(20150414)

【Artist】จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)

【Date】14 เม.ย. 2558(2015年4月14日)

【Place】สวนสัตว์ดุสิต(ドゥシット動物園)












ドゥシット動物園(タイ人はカオディンと呼ぶことが多い)では以前、ルークトゥン専門FM局の公開コンサートが毎週土曜日に開催されていたので、ルークトゥンファンにとっては7Cコンサートがルークトゥンの回だった場合は、そこと掛け持ちで2ヶ所周ったりという事が定番だったようです。

しかし、その公開コンサートは今はやっていなくて、自分も5年ほど前に来て以来しばらく訪れていませんでした。

この日は仕事が休みだったのですが、ソンクラーン期間中という事でバンコク近辺ではルークトゥン関連のコンサートが少なく、自分も当日まで全然予定がありませんでした。

しかし、朝10時頃起きてFacebookのメッセンジャーを見たところ、いつもコンサートをご一緒させていただいているタイの友人から「今日、カオディンにチンタラーが来る。時間は13時から」とメッセージが入っていました。

あまり時間が無いものの、場所的にも近いですし、予定もありませんでしたから、二つ返事でOK。すぐに準備しカオディンへと向かいました。

カオディンには問題なく到着したものの、入場料がなんと100バーツ!高ーーー!まぁ、でも払わなければ入れないので、仕方なく100バーツ払い入場したもののステージらしきものが見当たりません。あれっ?

以前は連れて来てもらっただけだったので、ステージがある場所をしっかり把握しておらず、先に来ていた友人に場所を教えてもらい何とか時間に間に合うようにたどり着きました。

ステージではガトゥーイが歌っていましたが、見てくれはお世辞にも良いとは言えないものの歌はなかなか上手い。音程はもちろん女声と男声を使い分けたりして、なかなかのテクニシャンです。

しかし、この日はガトゥーイ率が高いこと。ステージの歌手もガトゥーイならダンサーもガトゥーイ、自分の隣に座っているチンタラーファンもガトゥーイで後ろにいる人もガトゥーイって・・・www

それは良いとして、メインの歌手がなかなか出てきません。結局ガトゥーイ歌手が1時間近く歌って、その後ラムウォンのような、お正月らしい感じの歌が歌われて、ようやくチンタラーが出てきたのが14時半近くでした。

やはり人気歌手だけあって、登場と同時にステージ前にお客が殺到。隣の友人は「見えないよー!」と文句を言っておりましたw

この日のチンタラーは3月下旬に発売された雑誌「ルークトゥンZ-Star」での表紙と同じ衣装で登場。

ヒット曲をふんだんに盛り込んだ選曲で、間にチンタラーを交えてのコント的なものを挟み、約1時間のステージを見せてくれました。

チンタラーのコンサートは去年のカウントダウンで観て以来なのですが、若干構成と選曲が変わったようですね。

自分の記憶が定かなら、今回歌われていた「ヌム・バオ・サオ・パーン」のカヴァーは年末には歌われていなかったはずです。

チンタラーのコンサートを沢山観ている友人によれば、この日のコンサートはお笑いが長すぎた、との事。聴けた歌が少なかったのが不満だったようです。自分としてはそれなりに楽しめましたが。

コンサート終了後、雑誌「ルークトゥンZ-Star」にサインをもらいに行ったら、それを見ていたチンタラーのスタッフらしき人がやたらと騒いでいて、雑誌を貸せだの、写真を撮るからこれを持ってくれだの、と言われました。

どうもこの雑誌はなかなか入手し難かったようです。友人も探しまわったけど売ってなかったと言ってました。街中では普通に売られていたんですけどねぇ~。

◆จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)/สาวบิ๊กซี(サーオ Big C)


◆จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)/แตงโมจินตหรา(テンモー・チンタラー)

◆จินตหรา พูนลาภ(チンタラー・プーンラープ)/หนุ่มบาว สาวปาน(ヌム・バオ、サオ・パーン)